修理事例
外窓リフォームをしました(2023.8.1)
みなさんの家の窓はどんな窓でしょうか?
築20年以内であれば、窓ガラスは単板ガラスではなく、複層ガラス(ペアガラス)が入ったサッシの場合が多いと思います。
築30~40年、もしくはそれ以上の住宅は、途中でリフォームをしていない限りほぼ単板ガラスのサッシです。
その為、断熱性能が低く、冬場は結露が酷くて黒カビが生じたり、カーテンがびしょ濡れで困ったりしていると思います。
夏場は室内に熱い外気が入りやすく、冷房の効きの悪さを、今年は特に感じたのではないでしょうか?
さて、そんなお悩みを解決する方法には断熱性の高いガラスを使用した「内窓」を室内側に設置するのが一番簡単な窓リフォームです。
でも、ベランダに出るたびに2回サッシを開閉するのは面倒!
そんな時は外窓そのものを断熱性の高いガラスと枠を使用した「アルミ樹脂複合サッシ」に交換するのはいかがでしょう?
YKKの「マドリモ」という商品で、カバー工法工事で交換できます。
今までは足場が必要だった窓改修工事も、足場なしで工事できるのはこの商品だけです。
今回は、都内の古いマンションの窓をこの商品を使ってリフォームしました。
在宅現場でしたが、施工は1日で完了しました。
<施工前>
よくある賃貸物件のベランダ側の掃き出しサッシです。ガラスは単板、枠はアルミです。
<施工中>
開口はそのまま活かし、カバー材を取付ます。
内観はダークブラウン色にしました。
外観はシルバー色にしました。
<施工後>
枠はアルミ樹脂複合、ガラスは断熱Low-E複層ガラスなので、とってもエコです。
今回はマンションで防火地域だったので、マンション用防火仕様のものを使って工事しました。
カバー工事用の商品で防火用の用意があるのもYKK「マドリモ」だけです。
今回の工事は「断熱効果アップ」を目的とした工事でしたが、サッシが古くて戸車交換やクレセント
交換をしたいが部品が廃番で手に入らない場合など、メンテナンスではどうにもならない場合にも
有効です。既存の開口をそのまま活かせるので、大工さんに入ってもらって壁を壊さなくても交換できます。
費用は内窓設置よりはだいぶ高いですが、長い目でみればやって良かったと思ってもらえる工事だと思います。
自治体によっては助成金を出している場合もありますので、上手に利用して快適な住まい環境にしましょう♪